ケーキ

ケーキは特別なときに食べる洋菓子の代蕪Iなものだと思っていたけれど、今では別にハレの日ではなくても食べることができるようになった。
私が小さい頃は、和菓子も和菓子屋さんで買ったお菓子は滅多に口にすることがなかった。だんごや、まんじゅうの類は祖母が彼岸等の折に作ってくれたように思う。
その彼岸まんじゅうの大きさがやたらと大きくて、子供の私にとっては食べることが苦痛だったけれど、今思い出すと、そのあんこたっぷりの、大きなまんじゅうを食べたくなることがある。
同じものはもう絶対に食べられないとわかっているけれど、時々思い出すのだ。
洋菓子は和菓子よりももっと縁遠いものだ。買って食べるということがあまりない。もちろん洋菓子の中でも、スーパーで買えるチョコレートやクッキーやプリン等は、日常的に食べられたけれど、ケーキは特別感があるのだ。
今では絶対おいしくないと思うからスーパーで100円ケーキを見かけても購入することはないけれど、当時はスーパーやどこかで100円ケーキを売っていて、親がそれを買ってきてくれたときは、それなりに嬉しかったものだ。
ただケーキといっても、私は生クリームが苦手だし、当時のケーキは生クリームというよりも日持ちのするバタークリームを使用していることが多かったから、買ってきてくれるのは嬉しいが、食べてがっかりということも多かった。
今では生クリームもだいぶ改良されてかなりおいしくなった。ケーキの中でもロールケーキも私が子供の頃にあったロールケーキとはだいぶ違う。
中に入っているクリームはたっぷりで、そしてふわっと軽くて私でもかなりの量を食べられるのだ。
洋菓子は私が子供の頃に比べて、世の中が国際化するのと同じような感じで、変化を遂げていると思う。値段が高いのはどうかと思うけれど、見た目も華やかで、世界各国から取り寄せた材料を使い、実に様々なものが売り出されているからだ。
次から次へと新しい商品が目白押しで、その流行についていくのは大変である。